​- 一般社団法人 マツリズム

​- 各会場の農泊事業者

​- 株式会社VILLAGE INC

​研修会レポート

​「研修会」レポート 目次

2019年9月24日から10月4日にかけ、全国四会場(北海道,東京,大阪,福岡)にて農泊事業を取り巻く現況や農泊地域と多分野事業者の連携のモデルとなる事例をご紹介する研修会を実施しました。おかげさまをもちまして、全会場大変有意義な会とすることが出来ました!本ページでは、研修会にて各スピーカーからご講演いただいた内容をレポートします。また、講演・事例発表資料ももダウンロード可能となっております。是非、皆さまの「農泊」への取り組みの一助になれば幸いです。
※一部の事例発表において資料のダウンロードではなく、会社HP・事業紹介のリンクとなっている事例があります。

​1. 農泊多分野連携推進事業 「研修会」について

​3. 事例紹介の概要をレポート

​農泊多分野連携推進事業 「研修会」について

事例紹介の概要をレポート

​2. 講演の概要をレポート

観光は地方創生の柱! 訪日外国人数は3,000万人を突破!

人口減少・少子高齢化が進む中、観光交流人口の増加が経済にもたらす効果は大変大きいものです。特に年々増え続けている海外旅行客の消費額は、人口1人当たりの年間消費額を外国人旅行者8人でカバーできるほどです!そんな外国人旅行客の旅行動態も様変わりしています。団体旅行から個人旅行へ、情報源はスマートフォンに、都市部から地方部への広がり、リピータ数の増加、モノ消費からコト消費へ、消費額や滞在日数の増加など・・。

そういった現状を踏まえ、観光庁ではテーマ別観光というモデルケースを形成することで地方誘客を図ろうと活動をしています!また、今ホットな話題になっているということでは棚田地域振興法があります。

●スピーカー 観光庁 観光資源課 地域資源活用推進室 室長 山田様 、主査 深津様、係員 中川様

観光による地域活性化は三方よし、がポイント!

●スピーカー (株)JTB 法人事業部 事業推進部 地域交流事業チーム 部長 大谷様、マネージャー 菅原様

日本における観光の経済波及効果は? GDPの約1割、成長率は3.1%、世界全体の雇用の約10%を占めるほどです。そんなツーリズム(観光)は非常に裾野の広い産業です。昨今はICTIOTAIなどの取組も活発化してきており、まさに多分野連携が必須になってきている感があります。 そんな先端・ 連携化していくツーリズム(観光)による地方活性化において大切なポイントとなるのは、三方よしの考え方です。地域に人を呼び込みたい自治体や住民、新たな体験やコト消費を希望するお客様、地域とお客様を結びつける事業者によって利益が生まれ、三方が喜ぶこととなるのです!

都市と農村をつなげて持続可能な共生社会を作る!

●スピーカー (株)ファームフェス 取締役 柏木様

私たちファームフェスは国内外200の農家ネットワークを活用しながら気軽に農場を持って農業を自分事として楽しむサービスを展開しています。その中の企業向けサービスであるRE FARM(リファーム)は、耕作放棄地や遊休農地を都市部の企業に有効活用してもらう事業です。企業が地方に農場を持つことによって、企業と地域の交流を生み出し、地域活性を目指す地方創生プロジェクトです。RE FARMは企業に農場を年間単位で契約いただきます。ただし、企業が農地を借りるわけではなく、農家所有・借り上げ農地の一画に名前をつけて、有期の農場利用権・企業ファームを設立できるという契約です。企業にはCSRCRMによる企業イメージの向上や顧客接点強化にくわえ福利厚生としても活用いただけます。かたや農地には所得向上や就農支援に、地域には交流人口の拡大、飲食・宿泊業の売り上げ増に結びついています!

耕作放棄地、遊休地、へき地、何もないということは、余白があるということ。高度機能化した都会には余白がありません。余白があればクリエイティブなことが出来ます。チャレンジする場所があるというと。僕らは各地に「むら」=「VILLAGE」を作り続けてます!「VILLAGE」とは?自然の恩恵を活かした空間であり忘れかけていた「時」や「非日常体験」を共有する場。キーワードは「非日常」「原体験」「共有」・・。★地域資産を生かせば人は集まる(集客) ★ブランドを確立すれば人財は集う(採用) ★実績を出せば全国からオファーが来る。VILLAGE INC.は地域で新しい価値を生み出せることを証明。今、全国で直営事業、受託運営事業、プロデュース事業の10事業を手がけています!作ること、イケてるものなんかを作ることはお金を払えば誰でもできると思いますが、僕はそれよりも地域に根をはって運営しつづけること、継続していくってことが一番大切だと思ってます!

●スピーカー VILLAGE INC. 代表取締役社長 橋村様

何もないけど何でもあるこそ宝の山!

北海道の中央部、人口8,200人、大雪山国立公園の区域の一部である東川町は、1985年に「写真の町」を宣言、そして2014年に新たに「写真文化首都」を宣言、写真文化の中心地として「世界の写真、人々、そして笑顔に溢れる町づくり」に取組んでいます。そこで、ひがしかわ観光協会では写真の町として定着してきた知名度を観光につなげることができないかと考えていたところ協会主催のイベントで「#東京カメラ部」とハッシュタグ付けしている人が多いことに気づき、また、延べファン数430万越えの東京カメラ部さんが地方創生事業を行っていることを知り、知名度向上のプロモーションがしたいという思いからこの事業が始まりました。今年の5月には東京カメラ部さんに東川町にきてもらい町を案内。私たちにとって何の変哲もない風景も東京カメラ部さんからは「宝の山だ!」というお声をいただき、そんな風景を撮影するインスタミートイベントに、東京カメラ部さんのサイトで募集した撮影好きに参加してもらいSNSで拡散してもらおうという企画につながりました!

●スピーカー

写真の町<東川>インスタミート!

東京でTV番組を作っていた私が3年前に突然、地方再生を志し、長野県の消滅可能性都市に移住して農泊ホテルを建設。1泊12万のホテルにインバウンドや日本人を集客できる理由についてお話していきます。過疎化・少子化・高齢化。日本の地方は本当にあきらめていいのか?「しょうがない」でいいのか?価値の転換が必要だと思います。TV番組でヨーロッパで行われるアドベンチャーレースの大会に行ったんです。世界で一番古く、過酷というレースなんですが、何に感動したかというと、このレースをきっかけに地方創生をはたしたんですね。人口1万に満たない町に年間100万人が訪れるようになったんですね。地域にあるものをうまくプロデュースすれば地方創生はできるんじゃないかなと思い、日本を地方で面白くといことで会社を立ち上げ、宿場町のある長野県 南木曾に地域の4つの魅力(歴史文化・体験コンテンツ・ホテル・料理)をプロデュースするハイエンドのホテルを作ろうと思いました。この時私が思ったのは自分1人では絶対無理だなということで、4つの魅力を各々プロデュース出来る、商品化が出来る、価値を高めるこことが出来る人たちと事業を行おうということです!

●スピーカー  南木曾「ウェルネス農泊」推進協議会

      (株)MENEX 代表取締役社長 岡部様

消滅可能都市で、ハイエンドな農泊ホテル

家島諸島は姫路市の沖合18㎞の播磨灘に位置します。多分野連携前の2013年当時は、産業が衰退し、人口減や高齢化も始まり、そこで新しい産業として観光業に目をつけ、JTBと連携して観光業を推進することを決め、島を一つにしようと家島諸島都市漁村交流推進協議会を立ち上げました。そこから半年かけて、非日常という観点でコンテンツ開発を行い、26プログラムのしま旅という旅行商品を作るとともに、家島の魅力として島の地域資源(島の人々、食・魚介類、自然・景観、島の産業、街並み、マリンスポーツ、歴史・神社・伝統文化・パワースポット)を当たり前ととらえず、新たな視点で見直しました。また勉強会や研修生の受入れなどの人材育成や、中学生がデザインのゆるキャラやの動画、多言語化などプロモーションも行った結果、TV取材も来るようになりました。おかげで2013年から2018年で来島者が30倍になりました。そして、最後に観光客を対象にした観光漁業と渚泊という漁師民泊の新しい取組を漁師の奥さんを口説いて始めました!今は3軒ですが来年には5軒、2~3年後には10軒を目指しています!

●スピーカー 家島諸島都市漁村交流推進協議会  池田様

しま旅×観光漁業、そして渚泊へ!

熊本にご縁があり、人吉・球磨の事業に関わることになりました。課題は「お客様は誰で?」「他と何が違うの?」を一生懸命考えること。ここが言えなければ人なんか呼べませんから。 ターゲットは? 地域の魅力は? サービスは??必死に考えました。で、大人の女性/熟年カップル、JR九州肥薩線と豊かな食、秘境オーベルジュと設定しました。それとニュースにならなければ人は来ないなと思いました。ニュースになるためには5つのポイントがあります。唯一性、新規性、社会性、公共性、旬です。僕は連携をすることが得意なのでJR九州と連携を考えました。連携のポイントは相手の立場を考え、無理のないお願いをし、将来の展望を共有する。相互利益的な無理のない関係を構築することが大事なんです。設定したポイントは無人駅の駅前開発。しかし、全国的なニュースにならない。で、JR九州への広報支援依頼→既存の仕事の範疇でお願いしたところ、いくつかのメディアに取り上げられることが出来ました。今後の展開については、旅情でつながる日本のふるさと・無人駅の駅前開発連携・地域をつなぐ貸切り列車の旅をやりたいと考えています!

●スピーカー

長いものに巻かれる!

実は学生時代にあることで悩んでいた時に、友人の誘いでお祭りに行ったんです。そこで踊っていたら、それまで社会と接点持ちたくないなとか思っていたことが、逆に人と関わるとか、社会と関わることとか、楽しいなと思えるようになった、そういう祭りに救われたという原体験があります。ビジネスとしては地域のお祭り体験ツーリズムという形で参加者に非日常のプレミア体験を提供するのと、企業や自治体のスポンサードを得て、地域の祭りの担い手向けの運営支援などを行なっています。マツリズムの活動は、北は岩手から南は長崎県の壱岐まで全国にわたります。祭りの力っていうのは、感情が解放され人と人がつながるっていうことなんですが、一方で地方の祭りでは担い手不足で神輿はトラックが運んで、人は回りで声を出すだけ、ご接待で食べるだけというような状況があるのが現状です。そんな中でマツリズムとしては付加価値の高い体験として祭りに人を送り込む、2泊3日、3万円くらいのプログラムとして提供する。ポイントとなるのは「安売り」しないこと。担ぎ手募集、ボランティア募集とした時点で安売り、0円ですね。お金を払ってでも、ありがとうっていってくれるものに磨き上げていく工夫が大切だと思います!

●スピーカー (一社)マツリズム 理事 大原様

祭りの力で、人と町を元気に!

​講演①

​講演②

連携事業者 ​事例紹介

農泊地域 ​事例紹介

 
 
 
 
 
 

(一社)ひがしかわ観光協会 理事/(有)アグリテック 中田様

(一社)ひがしかわ観光協会 事業統括部長 ウィルコック様

東京カメラ部(株) 高山様

人吉市農泊推進協議会

クラシックレールウェイホテル 代表取締役社長 中島様

主催:(株)JTB( 農林水産省 令和元年度 農山漁村振興交付金事業 )

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